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ふと何気なく地元紙「琉球新報」のネット版を観て、6月10日の社説を読んでみた。ゾウムシ根絶 「本場」の特産取り戻そう「特殊病害虫」と呼ばれるアリモドキゾウムシが来年度中に久米島から根絶される見通しになったこととか。これで津堅島でも根絶されれば沖縄県内の根絶が完了し、イモ類の県外出荷が実現するという内容だ。確かにこれは朗報だ。沖縄では80年代~90年代にウリミバエやミカンコミバエといった厄介な特殊病害虫を様々な方法で根絶していった。自分が中学・高校の頃に、調査用のケージがあちこちにぶら下げられていたのを見たのを覚えている。>サツマイモは中国から沖縄に渡り、薩摩藩を経て全国に広がった。だから本来はサツマイ>モでなく、リュウキュウイモだま、この辺のこだわりは微笑ましい(でも、少し生暖かい)。>ただ、県内にはこの虫だけでなく、イモゾウムシもいる。こちらの根絶手法は未確立だ。>このためまだ県外出荷ができない。県はその根絶に向け一層、努力してもらいたい。その>ための研究態勢充実も考慮していい。>いったん「清浄地域」となっても、外から寄主植物が持ち込まれてしまえば、すべてが>振り出しに戻る。久米島がそうならぬよう、関係者は万全を期してほしい。「もらいたい」「期してほしい」と願望ばかりでなく、報道機関としてできることをなぜ述べない。あ、そうか。何もできることがないからこそ、指摘ばかりしているわけか。それなら納得(毒)。>イモゾウムシは戦前の沖縄にはいなかった。米軍基地のすぐ近くで見つかったのが>最初で、東南アジアから米軍経由で持ち込まれた可能性が高い。基地の弊害が>こんなところに及ぶことにも驚かされる。基地の弊害に少しでも結び付けたいがために病害虫の駆除の歴史まで引っ張り出し、確たる具体的な証拠もないまま「基地が」と指弾することに驚かされた。「社会の木鐸」とは指弾し提案をしないことと見つけたり。
声で言った。スタービーチ「貴様のような人間を、ずっと待ちわびていた」椎太は、わけがわからなかった。恐怖で押し付けている存在が、自分を欲している。その意味が、椎太には分からなかった。「我とともに、世界を手に入れてみないか」その巨大なる存在は、椎太にそう進言した。「よく、分からないな」椎太は、恐怖に屈しそうになっていたが、それでもなお挫けぬ強い意志を持ち、その存在に聞き返していた。「見上げた男だ。我という存在を前に、口出しすることが出来ようとは」その存在は、愉快そうな不気味な口調で言った。「貴様は、この世界に絶望している」それは、椎太のこと、彼が常々感じていたことだった。「それは奇しくも、我と同じだ」なるほどこの存在も、巨大であるこの存在も世界を退屈だと思っている。無くなればいいとさえ。「我が力を与えてやろう。そうすれば、貴様の思い描いた世界を構築することも可能だ」それはまるで、甘い甘い悪魔の契約。黒く暗く、深い地獄の底から聞こえてくるような、甘い甘い悪魔の言葉だった。「目的を同じくする者同士、これは宿命であるのだ。世界に絶望し、己が手で変革を願う、我と貴様の宿命」圧倒的なる圧力、恐怖でねじ伏せられた椎太だったが、話を聞くうちに心の底から湧き上がってくるものがあった。「もう一度問おう」絶大なる存在は言った。「我とともに世界を手に入れてみないか」この時、椎太の答えは既に決まっていた。おそらくこの巨大